生徒との会話

明日、地区の中学が一斉に中間テストということもありまして、先週より定期テスト対策週間に入っていました。普段は自習のない中学生もこの時期は自習や質問、補習とやってきます。

昨日のことなんですが、早い時間帯、そうですね17時前だったと思います。2名の中2の生徒と何気ない会話をしていました。

この2名の生徒は、中1の4月から塾に来てくれている生徒なんですが、私としては伸び悩んでいるというか、もう少しできるはずだとも持っている生徒です。

実際、この子たちの成績は合計点で350点以上はとってきますし、数学は80点以上です。ただ、得意科目と不得意科目の点数の差があることと、勉強に対する意欲が感じられないことが気になっている生徒です。

ですが昨日、話すチャンスが来たのでいい機会だと思いすこし話をしてみました。

はじめは、現状確認、自宅での勉強です。やはり普段は宿題をしている程度でした。

当然、勉強は好きではないし、何のために勉強してるかもわからない。また、両親に勉強しなさいと言われるのもいやだ。と一般的な意見です。

当然かなと思いますよね。自分の子供時もそう思っていたと思いますし。

でも今の年になって考えさせられるから子供には頑張ってもらいたいと思う親の気持ちもわかります。

私はこう伝えました。「させられる勉強だからだ。」と

学校、両親、塾それぞれから勉強課題を与えられます。当然周りは、それがいいことだと思って与えていますし宿題そのものにも学校の目的もあるはずです。そのことは理解してほしいですね。しかし子供たちはそれを理解していない。勉強時間の経過とともに宿題は終了する。与えられたものをその目的や理由を理解でできずに、ただこなしている。これではやらされているだけの勉強ですよね。

だから、自分で考えなさいといいたいのです。勉強の時間や量、やり方、人に指図されたり教えてもらうだけではなく自分で考える。そこで詰まったり、不安になったら、両親、先生、友達、誰でもいいから聞いたり質問したりする。そしてまた考え答えを出す。

中学生になれば、自分の意思も出てくる時期です。この子たちもやはり指図されるだけはいやだといっていました。

なら、自分で考えて結果を出す。指図されたくなければ考えて結果を出す。結果が出なければただのわがままになる。

私は、生徒たちに「考える力」、覚えるだけではなく、「覚えたことを使う力」、「応用する力」、人と話してもそれを受け止め、まとめ「対話する力」、そういうものをつけてもらいと思っています。

生徒諸君、考えてね。