卒業式をおえて

今日は、娘の高校の卒業式でした。感慨深いものがありますね。

思うに、こういうイベントでは、多くの人々の言葉を聞くことで、己を振り返ったり、考えなおしたりするいい機会なんだと。

我が娘はどう思っているのか? 恐ろしく聞けませんがね。

私は、今日2つの面で思うところがありました。

一つは、父親として、もう一つは、教育者として。

まず、父親としてはまず、定番入学時を思い出し、時のたつ速さを再認識していました。そして、来賓の祝辞や、在校生送辞、最後に時々涙ぐんだように話す卒業生答辞の中の、「人としての成長、人としての気遣い」というフレーズを聞くと、こういうことを考えるようになったこの子たちの3年間の成長を感じ、娘もこのように成長したのだろうか、なんて感じずには入れませんでした。またそれと同時に、子供を離さなければならないんだ、子供ではないんだなとさみしさを感じてもいました。

また、塾を営む教育者として、こういう子供から大人への大きな変貌を遂げる大事な時期に、どうこの年代の子供たちに向き合い、いい影響を与えれるのかを考え行動し、また、成績を上げるだけの学びではなく、この先、迷いや苦難にあったときに、それに負けない行動や知恵を生み出すための学びを、私のできる範囲で伝えたり指導したりしたいと思いました。

私は、今年度より高校生コースを新設しました。高校時代という大切な時期を、今後の携わった生徒たちの人生においてのスタート地点にしたいと思っています。